The Homebrew Computer Club
佐野正博(明治大学経営学部)
<Homebrewの単語的意味>
brewとは、ビールなどの醸造、あるいは醸造されたもの(すなわち、ビールや酒)を意味する単語である。したがってそれにhomeという単語を前に付けたhome
brewは、自分でビールや酒を作る、あるいは、自分で作ったビールや酒のことを意味する。
そこから転じて、パソコン関連の文脈では、「自分でコンピュータを手作りすること」を意味するようになった。
<Homebrew Computer Clubの構成員ほか>
MITS社のAltariなどのマイコン・キットが販売され、自分でコンピュータが手作りできるようになった時代に数多くのコンピュータ自作クラブが生まれた。The
Homebrew Computer Clubはその中でも伝説的な存在のクラブである。そのクラブが発行していた会誌がDr. Dobb's Journal である。
第1回目の会合は、1975年3月に、米カリフォルニア州サンタクララ群メンロー・パーク(Menlo Park)に住んでいたメンバーのガレージで開催された。
このクラブには、後のアップル社を作り上げたスティーブン・ジョブズ(Steve Jobs)やスティーブン・ウォズニアック(Steven Wozniak)などパソコン業界の数多くの有名人が所属していた。なお創立から1年後にはメンバーの数が約750人になっていた。
The Homebrew Computer Clubについての解説は下記Webページが役に立つ。