マイクロプロセッサに対する1970年代における社会的評価

1970年代日本におけるマイクロプロセッサの評価 - ユーザー視点から見たマイクロプロセッサ採用のメリットデメリット

広瀬治臣(1978)「システムの設計問題」電子通信学会編『マイクロコンピュータとその応用』電子通信学会,第7章,p.186の表7.2「ユーザーの実用結果から見たマイクロコンピュータシステム採用の効果」(S51電子協調査結果)の一部,「C.ソフト開発をどこでやるか」,「D.製品の価格構成」,「E.マイクロプロセッサ採用効果(実績)[削減費用,削減人員]」の項目は上記引用では削除した。
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IBM PCの価格

IBM PC,System/23, Displaywriterの価格比較
製品モデル
(model)
ビット数
(Word Size)
最小構成
(Minimum Configuration)
最大構成
(Maximum Configuration)
RAM Storage Price RAM Storage Price
PC 16/8* 16K Tape $1,565 256K** 320K $4,515
System/23 8 32K 250K $4,630 128K 4.400K $12,995
Displaywriter 16 160K 250K $5,095 256K 2,000K $8,670
 

* Identifies the 16-•bit internal bus and 8–bit data bus of the 8088 microprocessor used in the Personal Computer. See chapter 2 for more detail on this subject.
** Expansion to this capacity will not allow the use of peripherals other than printer display and disk drives. All expansion slots will be filled with memory expansion cards and a display printer adapter card. If a color display is used, a printer cannot be used unless an expansion chassis (non-IBM) is utilized.
[出典]DeVoney, C. (1982)IBM’s Personal Computer, Que Corporation, p.18のTABLE 1.2 IBM Family Small Computer Hardware Configurations

 
IBM PCと同時期のPCの価格・性能比較
製品モデル
Model
画面解像度
Display Size
CPU
(Processor)
RAM最小構成
Min RAM
最大拡張限界
Max Expansion Limit
RAM
(K)
価格
Computer
Price
RAM Disk
Capacity(2)
Commodore VIC 20 22×23 6502A 3.5K $300 32K 340K
TRS-80 Color Computer 32×16 6809 4K $399 16K N/A
Atari 400 40×24 6502 8K $399 16K N/A
Ohio Scientific C1P 24×24 6502 4K $479 32K 160K
TRS-80 Model III 64×16 Z-80 4K $699 48K 313K
Ohio Scientific C4P 64×32 6502 8K $879 24K 160K
Ohio Scientific C8P 64×32 6502 8K $895 32K 500K
Atari 800 40×24 6502 16K $899 48K 176K
Commodore PET 40×25 6502 16K $995 32K 2000K
Apple II 40×24 6502 16K $1330 64K 286K
Commodore CBM 80×25 6502 32K $1495 32K 2000K
IBM PC 80×25 8088 16K $1565 256K 320K
NEC 8000 80×24 Z-80A 32K $1600 64K 328K
 

Arranged in the order of price for the minimum configuration.
No peripherals such as printers are included in the prices listed above.
Prices do not include monitors as many of these units are used with TV sets. The Commodore models, except VIC 20; TRS-80 Model III; and NEC computers have built-in monitors.
[出典]DeVoney, C. (1982)IBM’s Personal Computer, Que Corporation, p.20のTABLE 1.3 Popular Small Computers Minimum Configuration (Cassette Based)

 
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集積度向上によるマイクロプロセッサーの信頼性向上

マイクロプロセッサの構成素子数増大による信頼性向上
「マイクロコンピュータの出現は,在来のディスクリートアセンブルを行ったコンピュータに比べてハードウェアの信頼性が飛躍的に向上し,ここにコンピュータを一般部品と一体にし製品化することを可能ならしめた.
マイクロコンピュータは半導体の集積化技術により,部品点数の減少と設計条件下での使用および高信頼回路設計の面,プリト板の減少とコネクタの減少の面でシステムの信頼性が確保できる.一方,アナログ回路に比べて機能の診断を組み込むことが容易であり,より高度の異常検出と故障診断の機能が開発されフヱールセーフなシステムとして設計できる点に注目すべきである.
現在の使用経験では,平均的にMTBF1万時間以上,寿命5年以上となり(2),今後は,設置環境条件(温度•湿度•電源供給など)の変化にも耐え,使用方法による影響を受けないようにすることにより5~15万時間近くのMTBFを持たせることができよう.」
[出典]東山尚(1978)「応用システムの設計と開発」電子通信学会編『マイクロコンピュータとその応用』電子通信学会,第9章,p.269
注2の文献『マイクロコンピュータに関する技術動向調査(2)(VI.応用技術)』日本電子工業振興協会,52-A-122 (昭 52-03).
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1970年代マイクロプロセッサの性能比較

相磯秀夫(1978)「概要」電子通信学会編『マイクロコンピュータとその応用』電子通信学会,第1章,pp.6-7の表1.3「代表的なマイクロプロセッサの性能」
 
富沢孝(1980)「概説」森亮一『汎用マイクロプロセッサ』丸善,表1.6「汎用マイクロプロセッサ一覧表」, pp.22-23
岡田義邦、田島裕昭(1978)「機種一覧表」森亮一『汎用マイクロプロセッサ』丸善,付録I,pp.199-219
 
Intel 4004 8008,National IMP8, Motorola 6800, Intel 8080, RCA COSMAC, Fairchild F-8,Zilog Z-80, Intel 8086, Motorola 68000, Zilog 28000の性能比較

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コンピュータ関連資料-解説書および教科書(英語)

Bell, C. G., Newell, A. (eds.) (1971) Computer Structures: Readings and Examples,McGraw-Hill computer science series
https://archive.org/details/computerstructures00bell

Siewiorek, D.P., Bell,C. G., Newell,A. (1982) Computer Structures; Principles And Examples , McGraw-Hill
https://gordonbell.azurewebsites.net/CGB%20Files/Computer%20Structures%20Principles%20and%20Examples%201982%20ng%20c.pdf

Faggin, F. “Trends in Microcomputers” pp.612-614
Morse,S.P., Ravenel,B.W., Mazor, S., Pohlman, W.B. ”Intel Microprocessors: 8008 to 8086″ pp.615-646
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1970年代におけるマイクロプロセッサー関連市場データ資料

下記のような有用な図が収録されている。
図3 Available Microprocessor Marker by Segment
 
2.広瀬治臣(1978)「システムの設計問題」電子通信学会編『マイクロコンピュータとその応用』電子通信学会,第7章,p.186の表7.4「アメリカにおけるマイクロコンピュタ市場の現状と見通し」
1970年代の中頃には,下記のようなことが予想されてはいなかった。
1. personal computing用製品(パソコン,個人用ワークステーション)の市場規模はにおけるモジュールとしてマイクロプロセッサが現代のような重要な位置を占めるようになるとは
personal computing市場の規模がさほど大きくなかったこと,用コンピュータマイクロプロセッサの単価が低いこと,
 
3.広瀬治臣(1978)「システムの設計問題」電子通信学会編『マイクロコンピュータとその応用』電子通信学会,第7章,p.192の図7.3「アメリカにおけるマイクロコンピュタ市場の規模」
 
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1970年代マイクロプロセッサのベンチマーキングの結果

[図の出典] 森亮一•田島守彦(1977)「マイクロプロセッサのベンチマーキング」森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,p.89の図8.3「ベンチマーキングの結果」(テストプログラム1,データブロックの移動)
ベンチマークの内容は,同書p.89の図8.2に示されている。
 
ベンチマーキングの識別記号
 
製作社 マイクロプロセッサ名 識別記号
American Micro Sys. S 6800 A
Digital Equipment M7341 B
PDP-8/A C
LSI-11 D
Electronic Arrays EA0002 E
Fairchild Semiconductor F8 F
General Automation 855 G
General Instrument CP 1600 H
Intel 3000 J
4040 A B
8008-1 K
8080 L
Monolithic Memories 300 M
MOS Technology MCS series 6500 Z
Mostek 5065 N
Motorola M6800 P
National Semiconductor IMP-8 Q
IMP-16C R
IMP-16P(PACE) S
Radio Corp, of America COSMAC T
Rockwell International PPS-4 AC
PPS-8 U
Scientific Micro-Systems Microcontroller V
Signetics 2650 W
Warner and Swasey M8 X
Western Digital MCP1600 Y
 
関連参考文献

1) Microprocessor Field Survey & Data Book, AH Systems, Inc. (USA)(1974~)
2) Microcomputer Market and Technology Trends, Gnostic Concepts, Inc.,日本電子工業 振興協会(1976)
3) Cushman, R.H. (1975) “Exposing the black art of microprocessor benchmarking,” EDN Ma­gazine(April 20,1975), pp.41~46
4) Cushman, R.H. (1975) “Microprocessor benchmarks : How well does the move data?,” EDN Magazine (May 20,1975)
5) Cushman, R.H. (1975) “Beware of the errors that can creep into μP benchmark programs,” EDN Magazine (June 20,1975), pp.105~111

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1970年代前半期におけるホームコンピュータの構想

Weisbecker, J. (1974) “ A Practical Low Cost, Home/School Microprocessor System,” Computer, August 1974、pp.20-31
https://ieeexplore.ieee.org/document/6323645/metrics
https://www.computer.org/csdl/mags/co/1974/08/020031-abs.html
[関連参考資料]
森亮一編(1977)『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,pp.297-298

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1970年代におけるマイクロプロセッサ関連資料

森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,pp.36-37 表3.1「4ビットワンチップMCの一覧表(その1)」
森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,pp.38-39 表3.1「4ビットワンチップMCの一覧表(その2)」
森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,pp.40-41 表3.2「8ビットワンチップMCの一覧表」
森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,p.48 表4.1「16ビットマイクロコンピュータの機能」
 
森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,p.49 表4.2「16ビットマイクロコンピュータの分類」

A. ミニコンピュータの LSI 化
(1) 従来からあるミニコンピュータをLSI化したもの — TOSBAC-40L[東芝],PF-U100[パナファコム]
(2) マイクロコンピュータに適した仕様に既存ミニコン̶̶ピュータをリファインしたもの — LSI-11[DEC]
(3) まったく新たに作った新LSIミニコンピュータ — TMS9900[TI]
(4) まったく新たに作った汎用エミュレータ — μCOM16[NEC]

B. ニコンピュ夕CPUの一部分をLSI化 —- 研究用 — PULCE[電総研]

C.マイクロコンピュータの—–汎用マイクロコンピュー夕—–PFL-26A16ビット版PF-U100[パナファコム]

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マイクロプロセッサー関連市場データ資料 - 日本におけるマイクロプロセッサ 販売個数,販売金額ほか

日本におけるマイクロプロセッサのビット数別販売個数1973-1976
[出典]森亮一編『最新マイクロコンピュータ技術読本』工業調査会,p.3
 
マイクロプロセッサ及びメモリの年度別全国販売金額
[出典]東山尚(1978)「応用システムの設計と開発」電子通信学会編『マイクロコンピュータとその応用』電子通信学会,第9章,p.315の図9.21
「マイクロプロセッサ及びメモリの年度別全国販売金額」
[原出所]『マイクロコンピュータに関する技術動向調査(2)(VI.応用技術)』日本電子工業振興協会52-A-122 (昭52-03).
[関連資料]『マイクロコンピュータ新技術動向(マイクロコンピュータに関する調査研究)ーセミナー編一』日本電子工業振興協会(昭52-03).
『マイクロコンピュータに関する調査報告書(マイクロコンピュータの開発および利用状況と将来)』日本電子工業振興協会,51-A-95 (昭51-03).
 
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