製鉄技術の歴史的発達構造
--- 製鉄プロセスの科学的理解に基づく製鉄技術発達構造の合理的再構成 ---
I.製鉄技術史のための基礎知識
1.元素としての鉄・・・地殻中の鉄の含有量は、5.00%で4番目
2.鉄の生産プロセス・・・化学反応レベルから見た製鉄プロセス
3.三種類の鉄・・・炭素含有量の違いによる性質の違い
4.製鉄法の歴史的変化の技術論的理解
II.古代のレン炉から近代の高炉・転炉まで
1.「製鉄技術」登場以前から存在していた鉄 ---
古代における隕鉄(天然鉄)の利用
2.古代の製鉄技術 --- 一段階製鉄法(直接製鉄法)の歴史(1)
3.中世の製鉄技術 --- 一段階製鉄法(直接製鉄法)の歴史(2)
4.高炉と精錬炉による二段階製鉄法(間接製鉄法)の歴史的展開過程の基本的構造
--- 製「鉄」技術と製「鋼」技術
5.近代の製「鉄」技術(1)−−−木炭高炉
6.近代の製「鉄」技術(2)−−−コークス高炉
7.製「鋼」技術(精錬技術)の歴史 --- るつぼ製鋼法、パドル法、転炉法、平炉法
<参考>
「鋳鉄生産」=「鉄の大量生産」にいたる技術の発達プロセス
製鉄技術史のための関連基礎知識 -- 銅
中国の製鉄技術史