経営技術論2014.05.23

[前回の授業内容]経営技術論2014.05.16
[次回の授業内容]経営技術論2014.05.30

[後で問題とする前回の授業の論点]
TechnologyとProductの相対的区別が意味する論点

1)「Productに関するDesign」(製品設計)という視点から見た、「製品の新機能や性能向上をどのようなTechnologyを用いるのか?」といった技術的決定問題
ハイブリッド自動車化による燃費向上という技術的決定
燃費性能の向上を自動車のハイブリッド化という技術的コンセプトで追求することとし、ガソリンエンジン技術、発電技術、電動モーター技術、電力回生ブレーキ技術の統合

ガソリンエンジン技術の改良による燃費向上という技術的決定 

2)「Product Processに関するDesign」(工程設計)という視点から見た、「製品生産に際してどのようなTechnologyを用いるのか?」といった技術的決定問題

[授業配付資料]

 

[今回の授業の論点]
製品のシステム性という視点から見たイノベーション

1) 同一製品セグメントに属する製品相互の間でのシステム性 — ネットワーク外部性に関わるバンドワゴン効果
G1 FAX, G2 FAXとG3 FAXとで社会的普及度が異なること
 
2) 異なる製品セグメントに属する製品相互の間でのシステム性 — 補完財に関わるバンドワゴン効果
G4 FAXの製品性能はそれ単体としてはG3 FAXよりも優れていた。しかしそれにも関わらず、G4 FAXはほとんど社会的に普及しなかった。
G1 FAX, G2 FAX, G3 FAX — 電話回線 
G4 FAX — ISDN回線

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