2024年10月24日特別講義用資料-経営技術論視点から見たInnovaionの目的と構造

投稿日: 2024年10月14日 作成者: sano
経営技術論視点から見たイノベーションの目的別分類
  1. New function　「新機能」実現を目的とするイノベーション
  2. Higher performance　「高性能化」実現を目的とするイノベーション
  3. Lower cost　「低コスト化」実現を目的とするイノベーション
  4. Higher Quality　「高品質化」実現を目的とするイノベーション
　

「これまでになかった新規製品domainの実現」を目的とするイノベーション

考えてみよう
上記の４つの分類を、「これまでになかった新規製品domainの実現」を目的とするイノベーション(radical product innovation)と「既存製品の改良・改善の実現」を目的とするを目的とするイノベーション(incremental product innovation)を関連させて考察させた下記生成AIの回答について、批判的検討をおこない、自分でより良い説明文章を作成してみよう。

  1. Open AIのChat GPTの回答例　https://chatgpt.com/share/670c8cb4-c3e4-800f-8dfd-c10fb57db3d0
  2. Perplexity AIの回答例　https://www.perplexity.ai/search/jing-ying-ji-shu-lun-shi-dian-OozPMT.CShC8BQwRmwDwIg
  3. Geminiの>回答例https://g.co/gemini/share/72ee4c66f763
　
Usefullness, Wants, Demandの区別
  1. 2024-10-14-Demand形成の構造に関するUsefulness-Wants-Demand図式
  2. 2024-10-14-usefulness-wants-demandの区別に関わる具体的事例ver1
　
Technology vs Product, Production vs Product
1）innovation processに関する「機能」的理解 vs 「物理」的理解

  1. 「時間的制約・場所的制約から解放」という機能そのものに関わる歴史的発展
  2. 「時間的制約・場所的制約から解放」という機能を実現する製品に関わる歴史的発展
参考資料
  1. 佐野正博「動画視聴ニーズの充足に関するイノベーションー時間的制約・場所的制約からの解放」
  2. レビットの「マーケティング近視眼」問題
  3. マーケティング近視眼問題：Product vs Needs
　

2）Technology Innovation vs Product Innovatio

  1. 事例１　VTR技術(動画をテープに記録する技術、磁気ヘッド技術＋磁気テープ技術） vs VTR製品（ビクターのVHS製品 vs ソニーのβ製品）
    佐野正博「VTR（Video Tape Recorder）をめぐる技術的方式と製品間競争」https://www.sanosemi.com/biztech/document/2010-12-16VTR.pdf
  2. 事例２　生成AI技術(LLM技術ほか） vs 生成AI製品（Chat GPT4, Perplexity, Geminiほか）
　

3）「機能」設計 vs 「構造」設計

  • 機能設計問題-「走行時に地球温暖化ガスの二酸化炭素を排出しない」機能を実現すること
  • 構造設計問題-「リチウムイオン型充電池（二次電池）」＋「電動モーター」という電気自転車や「燃料電池（一次電池）」＋「電動モーター」という燃料電池自転車
    • 　
    　
    包括的参考資料
    1. 佐野正博(2013)「経営・技術・Innovation」
      https://www.sanosemi.com/biztech/document/2013-08-25Bisiness_and_Technology_Theory.pdf
    カテゴリー: 理論的分析, 経営技術論的解説 パーマリンク