キリスト教的視点からの科学論

大谷順彦(2001)『進化をめぐる科学と信仰―創造科学などを考えなおすわけ』すぐ書房
地動説をめぐるガリレオ裁判や進化論などを例に取りキリスト教と科学は本質的に相容れないという一般的主張に対して、キリスト教的立場から科学とは何かを再検討するとともに、進化論に限らず聖書の教えが科学の研究と両立することを論じている。
 そしてまた進化論を批判し神が世界を創造したという聖書の記述は事実であるとする「創造科学」説に対して批判をおこなっている。
[目次]
第1章 科学の方法について
第2章 科学と信仰について
第3章 生物学と進化生物学について
第4章 進化論とキリスト教は矛盾するのか
第5章 創世記における創造の叙述を考える
第6章 福音主義キリスト教と進化論
 
生駒孝彰(1981) 『アメリカ生れのキリスト教』旺史社、324pp
第1部「モルモン教」(pp.11-105)、第2部「エホバの証人」(pp.107-191)、第3部「キリスト教科学」(pp.193-281)、第4部「資料」[「年表」pp.285-293、「三宗派比較表」pp.293-301、「各教会の現状(会員数ほか)」pp.301-307、「参考文献」pp.301-324
カテゴリー: キリスト教, 境界設定問題, 文献紹介, 疑似科学, 科学論, 進化論 パーマリンク