[前回の授業内容]
[授業配付資料]
差別化およびコストに関する製品の技術的システム性と補完財の視点からの考察
http://www.sanosemi.com/biztech/document/product-differentiation-technology-complementary.pdf
http://www.sanosemi.com/biztech/document/product-differentiation-technology-complementary.pdf
「イノベーションに関するクリステンセンの見解」
http://www.sanosemi.com/biztech/document/Christensen-theory-of-Innovation.pdf
[授業ポイント]
11.22授業に対する追加的説明>製品イノベーションにおけるドミナント・デザインの存続要因としての市場が求める製品性能の上限と下限
技術発達のS字曲線
ある特定の製品の性能は、①初期にはさほど向上しないが、②やがて一定コストを超えると急激な性能向上が始まり、③しばらくするとコストを投入してもほとんど性能が向上しない、ようになる。
ある特定の製品の性能は、①初期にはさほど向上しないが、②やがて一定コストを超えると急激な性能向上が始まり、③しばらくするとコストを投入してもほとんど性能が向上しない、ようになる。
市場でドミナントな製品デザインの変動 — 製品セグメントによる存続期間の多様性
同一の製品デザインがドミナントな製品デザインとして長期的に存続する場合もあれば、ドミナントな製品デザインが短期的に次々と変動する場合もある。自転車の製品デザインおよびキーボード配列の製品デザインは、長期的に存続し続けているドミナント・デザインの典型的事例である。携帯音楽機器の製品デザインは、ドミナントな製品デザインが短期的に次々と変動した典型的事例である。
ドミナント・デザインの存続期間のこうした差異を理論的に説明する一つの方法は、技術発達のS カーブと市場ニーズの上限という関係から考察することである。
製品イノベーション・プロセスの多様性
(1) Technology-oriented的製品イノベーション・プロセス
(2) Module-oriented的製品イノベーション・プロセス
(3) ニーズ=シーズ協働説(Theory of seeds-needs collaboration)的製品イノベーション・プロセス
(2) Module-oriented的製品イノベーション・プロセス
(3) ニーズ=シーズ協働説(Theory of seeds-needs collaboration)的製品イノベーション・プロセス
[次回の授業内容]