情報公共論 2013.07.16

[先週の授業内容]

情報公共論 2013.07.09

[配布資料]
1.「ソースコードの公開」を軸としたソフトウェア分類
2.「改変の自由」を軸としたソフトウェア分類
3.「著作権」を軸としたソフトウェア分類
OSS(Open Source Software)の位置づけに関して、上記のような3つの分類軸で考察を行った
4.「ミラクル・リナックス — 誰もが使える自由なソフトを、顧客の要望 個別に開発」『日経産業新聞』2012年10月31日
ミラクル・リナックス社は、OSSのLinuxOSを利用して個々の企業向けにカスタマイズした製品をつくることで自社の競争優位の確立を図っている。
5.岡田有花(2012)「「グリーのサーバサイドは99%がOSS」――藤本CTOが語る、OSSに貢献する理由」」ITmediaニュース、2012年12⽉04⽇ 19時12分 更新
「グリーのサーバサイドソフトは、OS(Linux)、データベース(MySQL)、Webサーバ(Apache HTTP Server、nginx)、プログラミング言語(PHP、Ruby)などほぼすべてがOSSである。また自社開発のソフトやライブラリーのOSS化によるソフト公開は、社外のエンジニアを含めて多方面からのフィードバックがある。」という趣旨の発言をグリーの藤本真樹CTOは主張している。
6.「開発負担軽減へ合従連衡 — ソーシャルゲームの生態系(中)」
スマホゲームの開発コストが高騰し、開発費が1億円を超えるゲームもざらにあり、「従来型で一般的だった開発費1000蔓延程度のゲームに消費者は見向きもしない」状況に対応するために、グリーは、技術者の通年採用とともに、ゲーム開発に使うソフトを公開するOSS戦略を採用している。「みんなで使える技術は共有し、ゲーム市場の活性化につながればいい」とグリーの藤本真樹CTOは主張している。
7. 「ボランティアに支えられたソフトとしてのFreesoftware」および「自由なソフトならコンピュータの仕組みが学べる」
「フリーソフトは“自由なソフト”と呼ぼう–リチャード・ストールマン氏」2003年4月21日(http://www.nikkeibp.co.jp/archives/243/243177.html)における「自由なソフトの開発者は何から生活費を得ればよいのですか。」という質問、および、「FSFは自由なソフトを広めることが目的ですが、教育的な活動を行う予定はありますか。」という質問に対するストールマンの回答

8. 「Darwin(オペレーティングシステム)」『ウィキペディア』

http://ja.wikipedia.org/wiki/Darwin (オペレーティングシステム)

Darwinとは、アップルのパソコン製品MacのOSであるMac OS X、携帯音楽プレーヤーiPod,携帯電話製品iPhone,タブレットiPadのOSであるiOSのカーネル部分である。
Darwinのライセンス形態Apple Public Source Licenseは、そのver.1でOSI(Open Source Initiative)によってオープンソースソフトウェアとして、そのver.2でフリーソフトウェアとして承認された。
 しかしながら、Apple Public Source Licenseは、コピーレフトの条件を満たしておらず、理念的な意味ではオープンソースソフトウェアでも、フリーソフトウェアでもない。

9. 「モバイルOSが促す機器の均質化」『日経エレクトロニクス』2013年4月29日、pp.28-29
10. 「Androidのソースはどう改変されるか」『日経ソフトウェア』2013年7月号,pp.92-93
11. 「Armの開発体制で見えたIntelのもう一つの強み」『日経WinPC』2013年7月号,pp.122-123
11. 「「オープンソースに学ぶべき点はコミュニティ」—米Microsoft Linux/OSS戦略担当Bill Hilf氏」日経IT Pro,2005年2月24日
[今週の授業内容]
[さらに進んで調べるための参考資料]
[次週の授業内容]

情報公共論 2013.07.23

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