情報公共論2015.04.21

[前回の授業内容]情報公共論2015.04.14
[次回の授業内容]情報公共論2015.04.28
  
[授業内容の概要]
— 2015.04.21の授業内容 —-
1.学問的考察のための導きの問い(曖昧な日常的問い) —「私企業が「無料」で提供しているgoodsはpublic goodsなのか?それともprivate goodsなのか?」
  
  
2.財の特性としてのpublic vs privateを論じる視点の複数性
参考WEB
  
基本的区別
free riderを認めない(排除する)— private
free riderを認める(排除しない)— public
  
関連問題
私企業は、「自社製品を有料で販売しfree riderを認めない(排除する)」のが原則である。そうした意味において私企業の活動は privateである。
しかしprivate sectorに属する私企業であっても「free riderを認める(排除しない)」製品・サービスを積極的に提供している場合がある。またその一方でpublic sectorに属する公共的組織や非営利組織であっても、「free riderを認めない(排除する)」場合がある。
  
問1 「free riderを認める(排除しない)goodsの提供に関して、私企業があまり適していないのはなぜか?」
問2 「free riderを認める(排除しない)goodsの提供をおこなっている私企業の例を挙げるとともに、そうした企業がなぜfree riderを認める(排除しない)goodsの提供をおこなっているのかを企業戦略的視点から説明しなさい。ただしその際に、製造原価の構成を考えて議論すること」

 

  
— 2015.04.28の授業で取り上げる予定内容 —-
c.「利用」視点から見たPublic vs Private(2) — 利用の絶対的排除 vs 自由な利用
共有財(commons) vs 公共財(public goods)
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