教養演習A 2015.04.21 — イノベーションの分類

[本日の授業におけるtips]
1.google検索における””指定によるキーワード検索
「ユーザーイノベーション」と入力した場合と、「”ユーザーイノベーション”」と入力した場合の違いを理解すること
2.WEBページの中の文字検索法 — CTRL+F
3.pdfファイルの中の文字検索法 — CTRL+F、shift+CTRL+F
透明テキスト付きpdfでは、文字検索して引用したい部分をコピペすることができる。
4.WEBページにおける表示文字の拡大・縮小法 — CTRL+「+」(プラス)キーで拡大、CTRL+「-」(マイナス)キーで拡大
 
[本日の授業における利用サイト]
佐野ゼミナール(sanosemi.com) → B.講義用補助資料の5→教養演習Aの2015年度授業記録
 
「他社とは異質なこと、他社とは異なることを追及することで競争優位性を追求しよう」とするポーターの差異化戦略
下記サイトのように、一般には差別化戦略というように呼ばれている
「競争戦略(差別化戦略) : まんがで気軽に経営用語」

[調べてみよう]上記サイトにはキーワードに関する誤植が少なくとも1か所あります。それはどれでしょうか?
 
しかし日本では差異化戦略よりも、「他社と同じことをする」「他社の良いところを模倣しよう」という同質化戦略という経営行動がよく見られる
 
イノベーションにおけるユーザーの主導性を主張したHippelの下記著作は、ネットから無料でダウンロードできる。
Hippel,Eric Von(1988) The Sources of Innovation, Oxford University Press,218pp
Hippel,Eric Von(2005) Democratizing Innovation, MIT Press, 204pp
 
 
電子出版(書籍の電子化)というイノベーション
 
15世紀のグーテンベルクによる活字印刷の登場は、手で文字を書くのではなく、機械を利用して文字を打つ機械の登場を促した。すなわち、「同一のモノを大量に印刷するための技術」としての活字の組版による活版印刷に対して、「特定の個人や企業に宛てた手紙や書類など一部しか作成しないものを作成するための技術」としてタイプライターという機械が構想された。
 いくつかの先駆的試みの後、19世紀に多様なタイプライターが登場するともに実用化が進んだ。タイプライターの製品designの多様性は、キーボード配列の多様性にも見ることができる。
 
本WEBサイトに紹介されているように、現代中国では、多種多様な製品デザインのケータイ製品が製作・販売されている。
しかし日本ではそうした現象は見られない。授業ではこうした違いが生じる理由を簡単に述べた。
 
[本日の授業におけるキーワード]

open innovation
user innovation
product design
differentiation

 
[本日の授業テーマ1]イノベーションに関して様々な視点から様々な分類が可能である。
 
1. closed innovation vs open innovation
イノベーションを自社独自に閉じた形で遂行するやり方と、他社と共同するなどオープンな形で遂行するやり方がある。
 
 
2.user innovation
「ユーザーがイノベーションにどのように関わるのか?」という視点からは、最近ではユーザーが主導するイノベーションに対する社会的注目が高まっている。

 

このことは、トフラーのprosumer概念とも関連している。

[本日の授業テーマ2]製品市場の形成初期におけるイノベーションの特徴
製品市場の形成初期には、多様なproduct designの製品が作られる。その典型的な事例が19世紀英文タイプライターのためのキーボード配列である。

上記のような現象が生じる主要な要因としては下記がある。
1.顧客のニーズの多様性
2.企業の差異化(differentiation)戦略

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